電源ユニットの役割はコンセントからの交流電流を直流電流に変えて、マザーボードやCPUなどの各PCパーツに電力を供給することです。
人間に例えると電力は血液、電源は血液を送り出す心臓といえます。そして、血液を送り出す心臓の強さが電源の最大出力(W)といった感じです。

ゲーミングPCでは電力消費の激しいグラフィックボードを搭載している分、この電源選びは重要になってきます。
電源の最大出力(W)が大きい分には特に問題無いのですが、各パーツが必要とする電力が少ない場合、PCの動作が不安定になります。最悪の場合シャットダウンしてしまうでしょう。
どうでしょう??なんとなく電源の重要性がイメージできましたかね??
今日はそんな電源ユニットについて書いていきます。

パソコンの電源ユニット

自分のPCに必要な電源の容量は??

電源ユニットを選ぶ上で重要なのは最大出力(W)です。
この最大出力(W)が高すぎても低すぎても交流電流から直流電流に変換する際の効率が低下します。
理想は最大出力の20%〜80%の範囲で動作するのが望ましいです。

当然ですがこの最大出力の中に各PCパーツの必要電力が収まってなければなりません。
また最大出力がギリギリでも各パーツへの電力供給が不安定になって、動作に悪影響が出る要因になります。
PCの消費電力は使用状況によって変化します。何もしてないアイドル時なんかは負荷が低く消費電力も小さいです。逆にゲームなどをしてPCの負荷が高くなった時に消費電力が増えます。
最大出力(W)にはある程度の余裕も必要ということを頭の隅において具体的に選んでいきましょう。

まずPCに必要な電源出力の目安ですが「各PCパーツの必要電力を足して2倍した値」が目安となっております。
ただ自分でPCパーツの消費電力を一つ一つ調べるのは大変ですちょっと大変です。
なので、msi様が提供してくださっている電源容量計算機をありがたく使わせていただきます。

以前に僕のPC構成を紹介させていただいたのですが、PC構成2013年11月版僕の使ってるCPUはintel corei7 4771 3.5 GHzグラフィックボードはGTX780ti、電源ユニットは最大出力800Wの物を使っています。そして消費電力を見る目安としてメーカー公式サイトのスペック表の消費電力もしくはTDPという項目を見ます。(TDPについての説明はこちら
そこでintel corei7 4771 3.5 GHzのTDPは84W
グラフィックボードの消費電力は250W
これらのデータをわかる範囲で正確に入力していきます。

msi 様 電源容量計算機

※自分の使いたいCPU、グラフィックボードがない場合、その項目は選択せずに出てきた結果にメーカーサイトで調べた消費電力を足してみましょう。PCパーツのなかでも特に消費電力の高いCPUとグラフィックボードの消費電力は重要です。

画像は僕のPC構成をもとに計算してみました。
すると消費電力は約400Wになりました。
この結果を2倍して800Wの電源を僕は選んだのですが、なぜ2倍かけたのか??
その理由は次の項目でご説明します。

スポンサーリンク





電力変換効率80PLUSって??

80PLUSとは電源ユニットの電力変換効率に関する規格のひとつです。電源ユニットが交流から直流電流に変換する際に電力変換効率が80%以上の変換効率を備える製品に与えられる認証です。参考:wikiペディア80PLUSとは
この規格には6種類のグレードがあり上位のものほど変換効率が高くなります。

80PLUSグレードと負荷率・変換率の基準
80PLUS
Standard
80PLUS
Bronze
80PLUS
Silver
80PLUS
Gold
80PLUS
Platinum
80PLUS
Titanium
負荷率10% 90%
負荷率20% 80% 82% 85% 87% 90% 92%
負荷率50% 80% 85% 88% 90% 92% 94%
負荷率100% 80% 82% 85% 87% 89% 90%

上の表は80PLUSのグレードと各負荷における変換率を表にしたものです。この変換効率が高いほど省電力と言えます。
そしてこの表の負荷率50%の所に注目してください。各グレードの電源の変換効率は負荷率50%前後の時が一番良いんです!!
なので僕は800Wの電源を選びました。

配線をキレイにしたいならプラグインタイプ一択

最後に配線のお話です。

僕が思う自作PCの魅力の一つが工夫しだいで配線をキレイにすることができることです。
配線をキレイにするポイントもいくつかあって、そのうちの一つが電源がプラグインの物を使うことです。

プラグインタイプとは必要なケーブルのみを電源ユニットに取り付けるタイプのものです。

プラグインタイプのメリットは不要なケーブルを取り除くことができるのでケース内の配線がスッキリしてキレイに見せることができます。
また、接続されているケーブルが少ないのでケース内のエアーフロー(ケース内の空気の動き)も良くなるのでオススメです!!

今日の記事は以上です!いかがでしたでしょうか??

電源ユニットは縁の下の力持ちとも言われるくらい重要なパーツで交換頻度も少なく長く使うパーツです。
予算をケチって粗悪な電源を使うとPCパーツ全体の故障の原因にもなりかねないので、初めての自作PCだからこそ品質の高い電源を選ぶことをオススメします!!

それではまたのお越しをお待ちしております!!
ありがとうございました!!