マザーボードが良くなった現在では、サウンドカードを増設している人なんてほとんどいないでしょう。
Windows10が発売されるころ、生産中止になりWindows10ではサポートされないと言う理由で、ONKYOのSE-300PCIEというサンドカードが地元のPCショップで投げ売りされていました。
当時はサウンドカードといったら、Sound BlasterかONKYOというくらい人気があった商品でした。
何が良いって??日本が誇る音響メーカーのONKYOがPC向けにサウンドカードを作っていたのが良かったんですよ!
それが惜しまれつつもONKYOがサウンドカードから撤退してしまったという背景がありました。
このサウンドカードを使っていたいからという理由で、Windows10にはスグに移行しなかったのだけど、時代の流れがそれを許さず…
Windows10の移行とともに、このサウンドカードも取り外して押し入れのどこかに仕舞っていました。
【インストール手順】今や伝説となったONKYOのサウンドカードが復活!!
それから少し時間が経って、いぜんに組み立てた仕事用のパソコンに取り付けることができないかな??
ドライバがあったりしないかな??と思い立って、ググってみると…
なんと!?
有志の方がWindows10でも動作するドライバをupしてくれていました!! 参考:windows10 ver 1903 VS ONKYO SE-300PCIE (非公式なものです。利用する際には必ず自己責任で行ってください)
ほかのページでもWindows10バージョン1909でも動作するとあったので、思い切ってインストールしました。
リンク先のページにあるように該当するファイルをダウンロードすればいいのですが、拡張子が.rarと普段はあまり使わないものでした。
そこで7ZIPというフリーソフトを使って格闘すること15分… 参考:7ZIP公式サイト
なんとかインストールまですることができました。
【感動】SE-300PCIEの音が復活!!
インストール後は特にトラブルもなく、サウンドカードとアンプを接続すると音が出ました!!
いや~往年の名器の復活にどこか考え深いですね(笑)
ただ少し残念なことに現在の中堅クラスのマザーボードに備わっているサウンドボードでも十分にいい音なので、デフォルトの設定のままだと、そこまで大きな違いはありませんでした。
いちおう語弊がないように伝えると、音の振動が机の足元にまで響くようになったので、音としては変わっているハズだけど、具体的に何が??とは言い難いんです(^0^;)
今の時代にサウンドカードを増設する意味はあるのか??
【結論】辞めといた方が無難です。
今どきのゲーマーがサウンドカード増設するメリットって、そうとう音響機器にこだわりがある人じゃないとメリットに感じられないでしょう。
それこそゲーム以外にも自分で音を作るのが好きな人とかですね。
マザーボードについている端子以外のケーブルでアンプとつなぎたいとか… (ほとんどの場合光デジタル オーディオケーブルでなんとかなりますが…)
そういうレベルの人向けですね。
個人的には、付属のソフトでエフェクトをかけることができるので、それで音の深みを出す事ができて感動できたくらいです。 (音の深みとは??なんてコメント欄でツッコミを入れるのはやめてくださいね(^0^;))
しかし、そのためにサウンドカードに2万をかけるのは、ちょっとコスパ悪いな~と感じます
僕は思い出補正が入っているので、いいな~と感じるのですが、友達には「ほとんどの場合ではいらない」と答えるでしょう。
SE-300PCIEが安売りされていたら買い
ここまでサウンドカードは今の時代不要論を唱えてきましたが、SE-300PCIEの製品自体はオススメできます!(思い出補正で発言している疑いアリ)
今でも根強い人気のため中古市場では、なかなか値崩れが起きていませんが、田舎のリサイクルショップやPCショップで投げ売りされていたら買いです!
要するに、いつ使えなくなるかわからない製品に2万は高いケド遊べる金額ならOKって話です。
今後は入手困難になっていく製品ですので、大切にしたい一品です