NVMe Gen4のSSDを増設するときの注意点!ふたつめのM.2スロットも対応していますか??

第三世代 Ryzen5 3600Xでパソコンを組むときひとつだけこだわった点があります

NVMe Gen4規格のSSDを使うことです。

現状ではPCIe Gen4に対応しているソフトがないので、あまり盛り上がっていませんが、「まぁ、おいおいPCIe Gen4が主流になっていくだろうなぁ~」と思って購入しました。

最近では前世代のNVMe Gen3 SSDの値段との価格差も変わらなくなってきたので、気になっている方も多いのではないでしょうか??

これから新しく3000番台のRyzenでパソコンを組むという人にはNVMe Gen4 SSDはオススメです。

と言うのも、2020年の年末に発売予定とされるプレイステーション5には読み込み25.6GB/s 書き込み9.6GB/sと爆速なストレージ(ReRam SSD)というものが搭載されるのでは!?と噂されています。
参考:ソニーがReRAM SSDテクノロジーを発表、Playstation 5向けに

現在、販売しているNVMe Gen4 SSDの速度がおよそ読み込み5GB/s・書き込み4GB/sくらいですので、パソコンの性能を超えたとんでもないコンシューマー機になりそうですね。

個人的な予測ですがPCゲームもPS5の発売までに合わせて、もしくは追いかける感じでPCIe Gen4に最適化していくでしょうから、今からNVMe Gen3のSSDを買うくらいならNVMe Gen4のSSDを買うのがおすすめです。

ですが、現状ではNVMe Gen4 SSD を選ぶ理由は書き込み速度と読み込み速度が速いというだけです。ほとんどのゲームでgen4に対応していないので、正直NVMe Gen3 SSDと比べてゲームのロード時間が短くなるワケではありません。

ゲーマーにはメリットが薄いですね(^0^;)

つまり普段パソコンを使っていてPCIe Gen4規格のSSDの恩恵を受けたいなら、転送速度の速さを生かすために2台のNVMe Gen4規格のSSDを使ってデータを転送しあう程度です。

そして2台のNVMe Gen4規格のSSDを取り付けるためには一つ注意があります。

それはM.2スロットが両方ともPCIe4.0に対応している必要があるという点です。 

2台目のM.2 SSDのスロットもNVMe Gen4に対応しているか確認する

現在発売している x570チップセットのマザーボードであれば一台目のM.2 SSD のスロットは対応しています。

ですが安い価格帯のX570のマザーボードですと2台目のM.2スロットが前の世代の規格(PCIe3.0)しか対応していないことがありますのでご注意してください。

2台目のM.2スロットがM.2 Gen4に対応しているかの確認方法はスペック表で見ます。

例えばAmazonだと製品ページの真ん中あたりに、各製品の比較表があります。

その表のなかに「ストレージ」もしくは「SATA・M.2」という項目があるので、そこを見るとM.2 Gen4x2といった具合で書いてあります。

逆にM.2  Gen4が1つだけの場合、M.2  Gen4+M.2スロットといった具合で書かれています。

マザーボードのスペック表の見方
出典:Amazon
注意

メーカーによって表記の仕方が違うので注意してください。

ある程度、購入する製品が決まっている場合は、メーカーの公式ページで確認するのが確実です。

MSIの場合ですと、製品スペック項目にPCIe4.0かPCIe3.0といった具合でハッキリと書かれています。

マザーボードのスペックの見方
出典:MSI 公式

また、こういった細かいスペックはマザーボードの箱の裏にもしっかり記載されているので、パソコンショップに行って迷ってしまった場合でも、スマホを見ずに確認することができます。

マザーボードのスペックの見方
緑枠で囲った箇所に対応するSSDについて書かれています。

2台目のM.2スロットもNVMe Gen4に対応しているオススメのマザーボード

2台目のM.2スロットもNVMe Gen4に対応しているマザーボードですが、2020年2月の時点では価格帯が2万円~となっています。

僕も使っていて、オススメなのがMSIのMPG X570 GAMING PRO CARBON WI-FI ATXというマザーボードです。

2つあるM.2スロットが両方ともNVMe Gen4に対応しているのはもちろん!BluetoothとWiFiの子機も備わっているので過不足がないマザーボードです。

さらにM.2スロットのヒートシンクが両方についているのも嬉しいポイントです!!
ヒートシンクのついていないNVMe SSDを使うことができてパソコン全体にかかる価格をおさえることができます。

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ASUSがお好みの方には、このマザーボードがオススメです。

このマザーボードもM.2スロットが2スロットあるうちの両方がNVMe Gen4に対応しています。
M.2スロットのヒートシンクが1スロットしか付いていないので、NVMe Gen4 SSDを購入する際に注意してください。

もし、WiFiとBluetoothの子機はいらないという人は廉価版も販売されています。 価格が2万円を切っていて、このマザーボードもM.2スロットが2スロットのうち両方ともNVMe Gen4に対応しています。

ASUS AMD X570 搭載 AM4 対応 マザーボード TUF GAMING X570-PLUS【ATX】
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GIGABYTEがお好みの方はAORUS ELITEがオススメです。

M.2スロットが2スロットともNVMe Gen4にもちろん対応しています。
ただし片方にしかヒートシンクが付いていないので、SSDを購入時には注意してください。

ASRockが好きな方は X570 Steel Legendがオススメです!
僕が使っている MSIのMPG X570 GAMING PRO CARBON WI-FI と似たようなスペックで、 2つあるM.2スロットが両方ともNVMe Gen4に対応でヒートシンク付です!

おわりに

いかがでしょうか??

マザーボードの選び方はパソコンに求める使い勝手によって変わるので、さらに「グラフィックボードは2枚挿したい」「小型のパソコンを作りたい」という方は、スペック表の見方を参考にしながら、選んでみてください。